2014年5月26日月曜日

メルセデスベンツ センタコンソールBOXの修理

本日の修理は、お客様のベンツCクラスのコンソールボックスの修理です。

こいつです。
なかなかの曲者で、冷蔵庫のように左右両開き、なおかつ上下にも開くという、すごーくOPENな性格をしています。


裏側はこんな感じ

わかりにくいですが、このOPENな性格が災いして、閉まることができなくなりました・・・
分解もできないということで、ディーラーなら「交換ですね~」ていう感じのやつです。




さらっと言われて、おいくらですかと尋ねると、\40.000~


おおっベンツ~、さすがにベンツ~


「お前ただのフタ兼肘置きじゃ~ん、プラスチックに皮ついてるだけじゃ~ん」

て言いたくなります。



ということで、わたくしはバラします。


少しずつ、溶着している部分を外していきます。






できました、なんかフタのくせにいっぱい・・・・・・・います。


バラしてみると、前言撤回のメカニカルな奴です。


いや~な予感・・・・ばねもいっぱい・・・・






ぴよーんとかなって、わけわかんなくならないように少しずつバラします。


「どうなるんだ、こいつ」とか、「ほ~こうなるんか」とか言いながら(もちろん心の中で(笑))


原因を探っていきます。





「んっ、こいつか~」、老化現象のように動きが悪い、見た目も少し悪い。



発見です。




赤い囲み部分が、使用頻度の為なのか、削れてしまっています。
その為に、干渉してしまって動かなくなっていました。
この部分は、左右前後それぞれにあり、右なら左側が、左なら右側が、上下の場合は前部が作用し、作用する時はストッパーの役目をします。
それ以外の時は、ドアヒンジになる部分を固定する役目です。

ん~難しい~


とにもかくにも、ストッパーの役目が失われないように削って、 干渉しないようにしました。






ピヨーンてならないように、
熱溶着していた部分を、特殊な接着剤で固定して、完成。





まだ、実車にはつけていませんが、動作確認はできているので大丈夫でしょう(笑)
メデタシメデタシ



HPもよろしくです。
http://autoedge.jp/






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